赤ちゃんが寝返りやはいはいをし始めると、おむつを替えるのが一気に大変になりますよね。じっと仰向けでいてくれなくなるので、テープ型のおむつよりパンツ型のおむつが活躍してくれます。
以前の記事で日本のテープ型おむつの比較をしてみましたが、今回は日本のパンツ型おむつについて徹底比較し、赤ちゃんを２人育てたママとしての意見をまとめてみたいと思います。
我が子がテープ型からパンツ型のおむつに変えたのは、だいたい生後８ヶ月頃から。
寝返りが上手になって仰向けにするとすぐに寝返りしてしまうためテープを付けにくくなったのと、離乳食が進んでウ◯チがゆるゆるだったのが大人のように固くなってきたので、ちょうどパンツ型おむつに変更するタイミングだったように思います。
主要６ブランド (メリーズ、パンパース、ムーニー、グーン、ゲンキ、マミーポコ) を比べてみたいと思います。サイズはすべてMサイズ (マミーポコは「はいはい」というサイズですが)、パンパースは肌へのいちばんという最高級シリーズのものを使用しました。
上段左からパンパース、メリーズ、ムーニー、下段左からマミーポコ、ゲンキ、グーン
ちなみに、ネピアのゲンキ (Genki!パンツ) はパンツ型おむつのみの販売で、テープ型おむつはないようです。キャラクターはアンパンマンで、約１０〜１５柄ものバリエーションがあります。写真のものは前にアンパンマン、後ろにドキンちゃんでした。
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目次
パンツ型おむつの大きさや深さ、腰回りの比較
右からマミーポコ、グーン、メリーズ、ゲンキ、ムーニー、パンパース
パンツ型おむつは名前の通りパンツのようにそのまま履くので、腰回りや太もも周りのフィット感がかなり重要なポイントになりますが、同じサイズ表記でもそれぞれのブランド毎におむつの大きさが異なってくるので、ゆるゆるウ◯チの子の場合はそのへんも要注意です。
上の写真は右から股上の浅い順番に並んでいて、パンパースが一番股上が深く、Mサイズで４３センチ (お腹側から背中側までの全長が) あります。
お腹周り、腰回りが深くフィットしているものは全体的にずれにくい印象があるので、お子さんの体型なども考慮しつつ選んでみるといいかもしれませんね。
各おむつのサイドや内側はどんな感じ？
安さNo.１！ミッキー柄が可愛いマミーポコ
マミーポコのサイド
安さで一番魅力的なのはマミーポコ！新生児や月齢が小さかった頃に比べておむつ替えの頻度は減ったとはいえ、まだまだおむつにはお金がかかる月齢でもあるので安いに越したことはありませんよね。
マミーポコのサイドは内側のギャザーの方が高さがあり、外側は少しゆったりめ。
股上が浅いのでやや心許ないですが、よくおむつ替えをするという人には１枚あたりの値段が安いのでおすすめです。
マミーポコの内側
おむつの厚みはしっかりしてますが、肌触りはまあまあかな〜という印象です。ごくたまに横漏れすることもあり、私の場合はお出かけ用ではなく、自宅ではかせておく場合にマミーポコをよく使用しています。
横漏れしっかりガード！くまのプーさん柄が癒しのムーニー
ムーニーのサイド
ムーニーはテープ型おむつにおいては個人的に一番好きなブランドです。
ムーニーのサイドギャザーは内側、外側の二重構造になっていて、外側のギャザーもしっかりフィットする形になっています。お腹周りもふわふわで、はき心地がよさそうですよね。
ムーニーの内側
おむつの厚みはやや薄めではありますが、数時間おむつ替えしなかった時もほぼ漏れたことはないので吸収力は問題ないと思います。
個人的にムーニーで素晴らしいな〜と思うのが、写真でいうとお腹周りに薄〜いコットンがあるのがわかりますか？実際に赤ちゃんがムーニーをはいてみると、その部分が広がっておむつと背中の隙間を埋めてくれるんです。なので、ゆるゆるウ◯チの赤ちゃんも背中漏れする可能性が低くなり安心感ハンパない！
ちなみにムーニーはLサイズから男の子用、女の子用に分かれます。おそらく男の子は前側、女の子は下側におしっこが集中するので、それぞれその部分が厚みが足されているのだと思います。
深めの股上で安心感バツグン！定番のパンパース
パンパースのサイド
今回は最高級ラインでの比較になりますが、日本のママたちにも人気なパンパース。世界的なブランドなのでカナダでも愛用者が多いです。
腰回りのギャザーはすべてのおむつブランドの中で最小なので、細身な赤ちゃんにもぴったりフィットします。サイドのギャザーは内側の高さはないですが、外側もほどよくフィット感があるので動きやすそうです。
パンパースの内側
最高級ラインではありますが、紙質感についてはそこまでほかのブランドと大差ないかなぁという印象です。ただ厚みはあるので、しっかりと吸収してくれそうな安心感がありますね。
ちなみにLサイズに変えてから、通常のさらさらパンツというグリーンのパッケージのもの（デザインはしまじろう）を使っていますが、個人的にはそちらでも十分なクオリティだと思いました。ただ、新生児や肌の弱い子には最高級ラインのほうがいいのかもしれないですね。
おしりまっさらさら！夏にぴったりなグーン
グーンのサイド
なんとこのグーンだけ、サイドのギャザーが１重しかないんです。ということは、この写真で見える外側のみ。なので最初は、ギャザー１重で大丈夫？と思っていたんですが、意外にもこのギャザーがすごく優秀でした。
写真でもわかるようにほかのブランドのものに比べて、かなりタイトめ＆深いギャザーになっているので、横漏れをしたことはまだ一度もありません。実際に娘にはかせてみましたが、太もも周りがきつそうだったり動きにくそうな印象はありませんでした。
グーンの内側
グーンはテレビCMでも「まっさらさら！です」と言ってるくらいなので、紙質感も他のものに比べて肌触りが気持ち良さそうだし、通気性も良さそうです。お値段も比較的高くないので、お求めやすいのもありがたいですね。
ちなみにグーンもLサイズからは男の子用、女の子用に分かれます。
外国人も爆買いするほど大人気！優秀なメリーズ
メリーズのサイド
安定の人気があるメリーズですが、サイドのギャザーは内側の高さがあり、外側はふんわりと太ももにフィットする感じです。
横漏れ安心感では他のブランドより心許ない印象ですが、実はメリーズにしかないポイントが！下の内側の写真を見てもらうとわかるのですが、パッドの部分が浮いてますよね？
この部分がおむつの本体から少し浮かせて作られているので、ギャザーが３重構造みたいになるんです。おむつ自体の厚みも十分なので、メリーズはすごく安心感がありますよね。
メリーズの内側
パッドも通気性がよく、ふわふわとしていて触り心地も抜群です！まぁるく赤ちゃんのおしりを包み込んでくれるので、はいはいや立っちなどの動きも妨げることがなさそうですし、なによりはき心地も良さそうですよね。
アンパンマン柄がキュート！見た目ならダントツでゲンキ
ゲンキパンツのサイド
テープ型では比べることができなかったゲンキパンツ。サイドのギャザーは内側のほうが高さがありますが、外側のギャザーもほどよくフィットするように作られています。
お腹周りもふわふわやわらかで伸縮性があるので、どんな体型の赤ちゃんにもフィットしてくれそうです。
ゲンキパンツの内側
おむつ自体の厚みはないものの、実際に使用してみて吸収力はほとんど問題ないと思いました。紙質感もパンパースっぽい感じで、グーンやメリーズに比べるとちょっと惜しいかなぁ…という印象です。
でも、なんといってもデザインはやっぱりゲンキが可愛い！アンパンマン好きなお子さんにはゲンキパンツがおすすめですよ。
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まとめ：子供の体型に合ったおむつなら漏れる心配なし！
今回のパンツ型おむつも個人的なランキングにするなら、以下のような感じで順位をつけてみました。
- メリーズ
- ムーニー
- ゲンキパンツ
- グーン
- パンパース
- マミーポコ
テープ型のランキングとあまり変わっていないような気がしますが、紙質感やお腹周り＆太もも周りのフィット感、赤ちゃんの動きやすさ (動きやすそう、という見た目の判断ですが) などから、メリーズがダントツで優秀だと思います！
ただテープ型と違ってお腹周りの調節ができない分、パンツ型は個人の体型によって合う合わないが出てきやすいと思うので、いろいろなブランドのおむつを試してみるといいと思いますよ。
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▼今回ご紹介したおむつ一覧▼
Ruby Park
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