こんにちは、Ruby Parkです!
「自分だけのWebサイトや、お店のLP(ランディングページ)を作ってみたいけど、プログラミングは難しそう…」
そんな風に感じて、一歩を踏み出せずにいませんか?
かつては専門知識や複雑なコード(呪文のような文字列…)が必要だったWebサイト制作ですが、今は驚くほど簡単に、そして直感的に作れる時代になりました。
その中でも特に注目を集めているのが、AIに「こんな感じ!」という“雰囲気”を伝えるだけで、Webサイトやアプリまで作れてしまう「Vibe Cording(バイブ・コーディング)」という新しい技術です。

そうなんです!まるでAIと対話しながら、自分の頭の中にあるイメージを形にしていくような、新しい体験なんです。
というわけで本記事では、今話題の「Vibe Cording」について、初心者の方にも分かりやすく、そして簡単な始め方までを徹底解説していきます!
目次
Vibe Cordingって、一体なに?
Vibe Cordingを一言でいうと、「AIに、作りたいものの“雰囲気”や“ノリ(Vibe)”を伝えて、Webサイトやアプリを作ってもらう新しい開発方法」のことです。
2025年の初めにAI研究者によって提唱された考え方で、これまでのように一行一行コードを書くのではなく、私たちが普段使っている言葉(自然言語)でAIにお願いするのが最大の特徴です。
例えば、こんな風にお願いします。
「カナダの雄大な自然を感じさせる、オーガニックな雰囲気のカフェのWebサイトを作って」
「シンプルでおしゃれな、私の作品を載せるポートフォリオサイトが欲しいな」
すると、AIがその“Vibe”を読み取って、デザイン案や、ときにはその裏側で動くプログラムのコードまで自動で生成してくれるんです。

ちなみに、以下のLPは非エンジニアの私がVibe Cordingで作成したものです。
Vibe Cordingの何がすごいの?3つのメリット
では、Vibe Cordingには具体的にどんなメリットがあるのでしょうか?
特に、非エンジニアの初心者にとって嬉しいポイントを3つご紹介します。
1. プログラミングの知識がほぼ不要!
最大のメリットは、なんといってもこれです。
HTMLやCSS、JavaScriptといった専門知識がなくても、アイデアさえあれば誰でも始められます。
「このボタンをもう少し大きくして」「テーマカラーを優しい感じの緑に変えて」といった微調整も、言葉で指示するだけでOK!
知識の壁が一気に低くなるので、「作ってみたい」という気持ちをすぐに形にできます。
2. アイデアを爆速で形にできる!
AIが面倒な作業を肩代わりしてくれるので、開発スピードが劇的に向上します。
特に、簡単なWebサイトやLPのたたき台(プロトタイプ)であれば、数時間、場合によっては数十分で完成してしまうことも。
思いついたアイデアをすぐに試せるので、トライ&エラーを繰り返しながら、より良いものを作っていくことができます。
3. とにかく「作る」のが楽しくなる!
自分の頭の中にあったフワッとしたイメージが、AIとの対話を通じて、みるみるうちに具体的な形になっていく。
このプロセスは、まるで粘土で作品を作るような、キャンバスに絵を描くような創造的でワクワクする体験です。
難しいエラーと格闘する時間が減り、「作る」ことそのものの楽しさに集中できるのも、Vibe Cordingの大きな魅力といえるでしょう。
Vibe Cordingの始め方【簡単3ステップ】
「なんだか面白そう!早速やってみたい!」と思った方のために、Vibe Cordingの簡単な始め方を3つのステップでご紹介します。
ステップ1:AIコーディングツールを選ぶ
まずは、Vibe Cordingができるサービスやツールを選びます。
最近はたくさんのツールが登場していますが、初心者の方は無料プランがあるものや、日本語に対応しているものから試してみるのがおすすめです。
有名なツールには「Google AI Studio」や「Cursor」などがあり、簡単な登録だけですぐに使い始められます。
ステップ2:「作りたいもの」の雰囲気を伝える
ツールを選んだら、いよいよAIにあなたの“Vibe”を伝えます。
ここが一番の醍醐味です!できるだけ具体的に、あなたのイメージを言葉にしてみましょう。
プロンプト(指示文)の例:
- 「30代女性向けの、大人可愛いハンドメイドアクセサリーを売るネットショップを作りたい。ピンクとゴールドを基調とした、優しくて高級感のあるデザインにして」
- 「トロントで活動するWebライターのポートフォリオサイトを作りたい。信頼感が伝わるように、青をベースにした知的でクリーンなデザイン。写真は大きめに見せたい」

ステップ3:AIの提案を元に、対話しながら調整する
AIがあなたの指示を元に、いくつかのデザイン案やレイアウトを提案してくれます。
その中から一番イメージに近いものを選び、さらに細かく調整していきましょう。
「この写真をもっと大きく」
「この文章を、もっとワクワクするようなキャッチコピーに変えて」
そんな風にAIと対話を繰り返すことで、どんどんあなたの理想のサイトに近づいていきます。
ステップ4:いよいよ公開(デプロイ)!
Webサイトが完成したら、いよいよインターネットの世界に公開します。この公開作業を「デプロイ」と呼びます。
なんだか専門用語で難しそうに聞こえますが、心配はいりません。
最近のVibe Cordingツールの多くは、このデプロイ機能もセットになっています。
難しい設定は不要で、「公開」ボタンをクリックするだけ、といった簡単な操作で完了することがほとんどです。
デプロイが完了すると、あなたのWebサイト専用のURL(https://...
のようなアドレス)が発行され、スマホやパソコンから、世界中の誰もがアクセスできるようになります。

注意!Vibe Cordingの弱点とは?
夢のようなVibe Cordingですが、もちろん万能ではありません。
AIが生成したコードには、稀にエラーが含まれていたり、セキュリティ的に少し弱い部分があったりすることも。
特に、個人情報や決済情報を扱うような重要なサイトを、AIに全てお任せで作ってしまうのはまだ少し危険が伴います。
あくまでAIは優秀なアシスタントとして、最終的なチェックは人間の目で行うことが大切です。

まとめ:Vibe Cordingで、あなたも今日からクリエイター!
今回は、AIに“雰囲気”を伝えるだけでWebサイトが作れる「Vibe Cording」についてご紹介しました。
Vibe Cordingは、プログラミングの知識がなくても、アイデアさえあれば誰でもクリエイターになれる可能性を秘めた、本当にワクワクする新しい技術です。
「私には無理…」と諦める前に、まずは無料のツールで、あなたの「こんなの作りたい!」というVibe(雰囲気)をAIに伝えてみてはいかがでしょうか?

それでは、素敵なクリエイターライフを!
Ruby Park
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