「カナダのカフェで、みんなが『Double-double(ダブルダブル)』って注文してるけど、一体何のこと??」
カナダに来たばかりの頃、私も同じように思った経験があります。
教科書では教えてくれない、カナダならではの面白い表現がたくさんありますよね。

この記事では、カナダ人が日常で本当によく使うスラングを20個、厳選してご紹介します。
例文と一緒に、どんな場面で使われるのかも詳しく解説するので、ぜひ覚えて使ってみてください!
目次
カナダの食べ物・飲み物に関するスラング
まずは、カナダの食文化に欠かせないスラングから見ていきましょう!
1. Timmies / Tim’s(ティミーズ/ティムズ)
カナダの国民的コーヒーショップ「Tim Hortons(ティム・ホートンズ)」の愛称です。
例文:
“I’m going to Timmies to grab a coffee.”
(ティミーズにコーヒーを買いに行ってくるよ。)
2. Double-double(ダブルダブル)
コーヒーに入れるクリームと砂糖を2つずつ、という意味。Tim Hortonsで最も一般的な注文方法の一つです。
例文:
“Can I get a large double-double, please?”
(Lサイズのダブルダブルをください。)
3. Timbits(ティムビッツ)
Tim Hortonsで売られている、一口サイズのドーナツのこと。色々な味があります。
例文:
“Let’s get a box of 20 Timbits for the party!”
(パーティー用にティムビッツを20個入りの箱で買っていこう!)
4. Loonie / Toonie(ルーニー/トゥーニー)
カナダの硬貨の愛称です。
- Loonie: 1ドル硬貨(鳥のルーンが描かれているため)
- Toonie: 2ドル硬貨(TwoとLoonieを組み合わせた言葉)
例文:
“Do you have a loonie for the shopping cart?”
(ショッピングカート用の1ドル持ってる?)
“This coffee is a toonie.”
(このコーヒーは2ドルだよ。)
5. Two-four(トゥーフォー)
24本入りのビールケースのこと。パーティーやBBQの買い出しでよく使われる表現です。
例文:
“He brought a two-four to the party.”
(彼はパーティーに24本入りのビールケースを持ってきた。)
6. Mickey(ミッキー)
375mlサイズの小さなリキュールボトルのこと。
例文:
“I’ll grab a mickey of vodka for the weekend.”
(週末用にウォッカの小さいボトルを買っておくよ。)
カナダの日常でよく使われるスラング
次に、日常会話で耳にする機会の多いスラングをご紹介します。
7. Eh?(エー?)
文の終わりにつけて、「〜だよね?」「〜じゃない?」と同意を求めたり、質問したりする時に使います。カナダ英語を象徴する表現です。
例文:
“It’s a beautiful day, eh?”
(今日は良い天気だよね?)

8. Toque(トゥーク)
冬にかぶるニット帽のこと。アメリカ英語では “Beanie” と呼ばれることが多いです。
例文:
“It’s cold outside, don’t forget your toque!”
(外は寒いから、ニット帽を忘れないでね!)
9. Runners(ランナーズ)
スニーカーや運動靴のこと。
例文:
“I need to buy new runners for the gym.”
(ジム用に新しいスニーカーを買わなきゃ。)
10. Keener(キーナー)
熱心すぎる人、張り切りすぎている人、といった意味で、少し皮肉を込めて使われることがあります。
例文:
“She’s such a keener, she always does the extra credit work.”
(彼女は本当に熱心で、いつも追加の課題までやっている。)
11. Hoser(ホーザー)
少し野暮ったい、洗練されていない人、といった意味合いで使われる、軽い侮辱の言葉です。でも、親しい友達同士で冗談で使うことも多いです。
例文:
“You’re a real hoser, eh?”
(お前って本当にダサいよな?)
12. Clicks(クリックス)
キロメートル(Kilometers)のこと。
例文:
“The campsite is about 10 clicks from here.”
(キャンプサイトはここから約10キロだよ。)
13. The 6ix(ザ・シックス)
トロント市の愛称。トロント出身の有名ラッパー、ドレイクが広めたことで知られています。
例文:
“I’m heading to The 6ix for the weekend.”
(週末はトロントに行くんだ。)
14. Kerfuffle(カーファッフル)
大騒ぎ、ちょっとした混乱や騒動のこと。
例文:
“There was a kerfuffle at the border over his visa.”
(彼のビザを巡って、国境でちょっとした騒動があった。)
15. Give’r(ギバー)
「全力を尽くす」「思いっきりやる」という意味。”Give her” を短縮した形です。
例文:
“Just give’r on the final exam!”
(期末試験、思いっきり頑張ってこいよ!)
16. Dart(ダート)
タバコ(Cigarette)のこと。
例文:
“I’m going out for a dart.”
(ちょっとタバコ吸ってくる。)
17. Bunny hug(バニーハグ)
フード付きのスウェットシャツ、つまりパーカーのこと。主にサスカチュワン州で使われる、地域性の強いスラングです。
例文:
“It’s getting chilly, I should have brought my bunny hug.”
(肌寒くなってきたな、パーカーを持ってくればよかった。)
18. Gitch / Gotch(ギッチ/ゴッチ)
男性用の下着(アンダーウェア)のこと。
例文:
“I need to do laundry, I’m out of clean gitch.”
(洗濯しないと、きれいな下着がないや。)
19. Homo milk(ホモミルク)
成分無調整の牛乳(Homogenized milk)、つまり脂肪分3.25%の牛乳のこと。
例文:
“Could you pick up some homo milk from the store?”
(お店でホモミルクを買ってきてくれる?)

20. Freezie(フリージー)
プラスチックのチューブに入った、凍らせて食べるアイスのこと。
例文:
“Let’s have a freezie to cool down.”
(フリージーを食べて涼もうよ。)

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まとめ:スラングを覚えて、カナダの日常会話を楽しもう!
今回は、カナダ人が本当に使うスラングを20個、ご紹介しました。
最初は聞き慣れない言葉に戸惑うかもしれませんが、意味を知ると、カナダの文化がより深く理解できて面白いですよね。
全てを一度に覚える必要はありません。
まずは “Eh?” や “Timmies” など、よく耳にするものから使ってみてください。

ぜひ、実際の会話でチャレンジしてみてくださいね!
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