海外に住んでいると、ふと日本の本が恋しくなる瞬間、ありませんか?
「好きな作家の新刊が読みたい!」
「子供に日本の絵本を読んであげたい」
「日本語の勉強になる本が欲しい」
そんな時、多くの人が思い浮かべるのがAmazon.co.jpでの海外発送や、Kindle Unlimitedの利用ではないでしょうか。
でも、実際どちらがお得で、自分に合っているのか、よくわからない…という方も多いはず。
そこでこの記事では、カナダ在住の私が、それぞれのサービスのメリット・デメリット、料金、使い方を徹底的に比較・解説します!


目次
物理的な本が欲しいならAmazon.co.jp
やはり「本は紙で読みたい」という方に根強い人気なのが、Amazon.co.jpからの直接購入です。
メリット
- 圧倒的な品揃え:最新の雑誌や専門書、絵本まで、日本で販売されているほとんどの本が手に入ります。
- 手元に残る安心感:一度購入すれば、いつでも好きな時に読み返せます。
- 日本の消費税10%が免除:海外発送の場合、日本の消費税がかかりません。
デメリット
- 送料と手数料が高い:これが一番のネックです。配送オプションにもよりますが、数冊購入しただけで数千円の送料がかかることも珍しくありません。
- 届くまで時間がかかる:注文してから手元に届くまで、1週間〜2週間ほど見ておく必要があります。
- 関税(Import Fees)がかかる場合がある:Amazon Globalというプログラムにより、購入時に関税分が「デポジット」として前払い請求されます。
- 実際の関税がデポジットより安かった場合は、後日返金されます。
- デポジットより高かった場合、追加請求はありません。
料金の目安
送料は「配送1件ごと」の料金と「商品1点ごと」の料金の組み合わせで決まります。
例えば、本を1〜2冊注文した場合、送料だけで2,000円〜4,000円ほどかかることが多いようです。
一番確実なのは、欲しい本をカートに入れて、決済画面で送料を確認する方法です。


たくさん読みたいならKindle Unlimited
「とにかくたくさんの本を読みたい!」という方には、月額料金で読み放題のKindle Unlimitedがおすすめです。
メリット
- コストパフォーマンスが高い:月額980円で、対象の和書200万冊以上が読み放題になります。月に1〜2冊以上本を読むなら、断然お得です。
- すぐに読める:ダウンロードすれば、いつでもどこでもすぐに読書を始められます。
- 荷物にならない:何冊読んでも、スマホやタブレット、Kindle端末1台に収まります。
デメリット
- 読みたい本が対象外なことも:全ての書籍が読み放題の対象となっているわけではありません。特に、発売されたばかりの新刊などは対象外の場合が多いです。
- 所有はできない:あくまで「レンタル」なので、解約すると本は読めなくなります。
- カナダのAmazonアカウントでは和書のラインナップが少ない:日本のKindle Unlimitedの豊富なセレクションを利用するには、Amazon.co.jpのアカウントで契約する必要があります。
日本のKindle Unlimitedを利用する方法
カナダにいながら日本のKindle Unlimitedを利用するには、少し工夫が必要です。
- Amazon.co.jpのアカウントを作成する(既にあればOK)
- アカウントサービスの「コンテンツと端末の管理」から、国/地域設定を「日本」にする
- 日本の住所(実家など)を登録する
- Kindle Unlimitedのページから登録する
これで、日本在住者と同じように豊富な和書のラインナップを楽しめるようになります。


ちなみに、Kindle端末はAmazon.caで買ってOK!
「日本のKindle Unlimitedを使うなら、端末も日本から買わないといけないの?」と心配になるかもしれませんが、その必要はありません。
Kindle端末は、カナダのAmazon(Amazon.ca)で購入したもので、全く問題なく日本のKindle本を読むことができます。
読書に集中したいなら、目に優しく、バッテリーも長持ちするKindle Paperwhiteなどが最適です。
Amazon.caなら、セールで安く購入できたり、配送も速いので安心ですよ。
>> Amazon.caでKindle端末のラインナップを見てみる
もし、「読書だけじゃなく、動画を見たり、ネットサーフィンをしたり、色々なことに使いたい!」ということであれば、iPadも強力な選択肢になります。
Kindleアプリを入れれば、iPadの美しい画面で読書を楽しむことももちろん可能です。
一台で何役もこなせるので、ライフスタイルに合わせて選んでみてくださいね。
>> Amazon.caでiPadの最新モデルをチェックする

まとめ:結局どっちがいいの?ポイント整理
ここまで解説してきた内容を、それぞれのサービスがどんな人におすすめか、ポイントを整理してまとめてみました。
Amazon.co.jpでの購入がおすすめな人
- 特定の欲しい本が決まっている人
- 本をコレクションとして手元に残したい人
- 電子書籍化されていない本が読みたい人
送料はかかりますが、好きな本を物理的に所有できる満足感は大きいですよね。
Kindle Unlimitedの利用がおすすめな人
- とにかくたくさんの本を、値段を気にせず読みたい人
- 読書量を増やしたい、新しいジャンルを開拓したい人
- 本を置くスペースがない、荷物を増やしたくない人
月額980円という手軽さで、読書の幅がぐっと広がるのが最大の魅力です。
日本の豊富なラインナップを楽しむために、まずは30日間の無料体験から試してみるのがおすすめですよ。
>> 日本のAmazonでKindle Unlimitedの30日間無料体験を試してみる
この記事が、あなたの海外での読書ライフをより豊かにする手助けとなれば嬉しいです!
Ruby Park
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