こんにちは、Ruby Parkです!
カナダでの生活、楽しいこともたくさんありますが、医療費の高さにはいつも驚かされますよね。
特に歯の治療は、公的保険が適用されないため、驚くような金額になることも…。

そう思っている方も多いのではないでしょうか?
私自身、歯医者に行くたびに「ああ、保険があってよかった…」と心から思います。
そこで今回は、カナダでの歯列矯正に一体いくらかかるのか、そして高額な治療費をどうやって賢くカバーするのか、2025年の最新情報を交えながら、リアルなところを徹底解説します!
目次
カナダの歯列矯正、ぶっちゃけ費用はいくら?
結論から言うと、カナダでの歯列矯正の費用は、約$3,000〜$10,000(約30〜100万円)が相場といわれています。
平均すると、約$6,500ほどかかると言われています。
ただし、これはあくまで目安であり、費用は矯正の種類や治療の複雑さ、お住まいの地域によって大きく変わります。
主な矯正の種類と費用の目安は以下の通りです。
- メタルブレス(従来の金属タイプ): $3,000〜$7,000
- 最も一般的で、費用を抑えたい場合の第一候補です。
- セラミックブレス(歯の色に近いタイプ): $4,000〜$8,000
- メタルより目立ちにくいのがメリットです。
- クリアアライナー(インビザラインなど): $4,000〜$7,400
- 透明なマウスピース型で、取り外し可能。近年とても人気があります。
- リンガルブレス(歯の裏側につけるタイプ): $8,000〜$10,000
- 外からは全く見えないのが最大の特徴ですが、最も高額になります。
子どもの歯列矯正について
「子どもの歯並びが気になる…」という親御さんも多いですよね。

実は、子どもの歯列矯正は、大人になってから始めるよりもメリットが多い場合があります。
カナダ矯正歯科医会(CAO)は、子どもが7歳になるまでに一度、矯正歯科医の診断を受けることを推奨しています。
これは、顎の成長や永久歯の生え方などを早期にチェックし、将来的な問題を予防するためです。
子どもの矯正は「二段階治療」が一般的
子どもの矯正では、多くの場合「二段階治療(Two-Phase Treatment)」というアプローチが取られます。
- 第一段階治療(6歳〜10歳頃):
顎の成長を正しくガイドし、永久歯がきちんと生えるためのスペースを確保するのが目的です。この段階で、受け口や出っ歯などの問題を改善することで、将来的な抜歯や外科手術のリスクを減らせる可能性があります。費用は$1,500〜$3,000程度が目安です。 - 第二段階治療(11歳〜14歳頃):
全ての永久歯が生え揃ってから、歯並びや噛み合わせを最終的に整える、より本格的な治療です。第一段階治療で土台が整っていると、この段階の治療が短期間で、よりシンプルになることが多いです。
子どもの矯正費用は大人より安い?
一般的に、子どもの矯正は顎の骨がまだ柔らかく、歯が動きやすいため、大人の矯正よりも治療期間が短く、費用も抑えられる傾向にあります。
子どもの矯正費用の相場は$5,000〜$7,500程度と言われています。

また、デンタル保険の矯正治療カバーは、大人よりも子どもの方が適用されやすいことが多いです。
お子様の将来のために、早めに専門医に相談してみるのがおすすめですよ。
高額な治療費、どうやってカバーする?
「やっぱり高い…」と、がっかりしてしまったかもしれません。
でも、大丈夫!カナダには、高額な歯科治療費の負担を軽減するための選択肢がいくつかあります。
1. 民間のデンタル保険(Dental Insurance)
会社員の方は、福利厚生でデンタル保険に加入していることが多いでしょう。
補償内容はプランによって様々ですが、多くの場合、矯正費用の一部(例えば50%など)をカバーしてくれます。
個人で加入する場合、保険料は月々$75〜$150程度が一般的です。
基本的なクリーニングや詰め物治療をカバーするプランから、矯正やインプラントなどの高額治療も含む包括的なプランまであります。
ご自身のプランがどこまでカバーしてくれるのか、事前にしっかり確認しておくことが大切です。

2. カナダ政府の新しい歯科プラン(Canadian Dental Care Plan – CDCP)
「民間の保険に入っていない…」という方に朗報です!
2024年から、カナダ政府による新しい歯科医療プラン「Canadian Dental Care Plan (CDCP)」が段階的にスタートしています。
これは、カナダ在住で、民間の歯科保険にアクセスできず、世帯収入が一定額未満の人を対象とした国のプログラムです。
CDCPの対象者は?
- カナダ在住者であること
- 前年度の確定申告(タックスリターン)を済ませていること
- 民間の歯科保険に加入していないこと
- 世帯の調整後純利益が$90,000未満であること
どのくらいカバーされるの?
自己負担の割合は、世帯収入によって変わります。
- 世帯収入$70,000未満: 100%カバー(自己負担なし)
- 世帯収入$70,000〜$79,999: 60%カバー(自己負担40%)
- 世帯収入$80,000〜$89,999: 40%カバー(自己負担60%)
矯正治療もこのプランの対象に含まれる可能性があります。
対象となるサービスの詳細や最新情報については、政府の公式サイトで確認してくださいね。
>>Canadian Dental Care Plan – Canada.ca
2025年には対象年齢が拡大され、より多くの人が利用できるようになりました。
ご自身が対象になるか、ぜひ一度チェックしてみてください!

賢く歯医者を見つける方法「Opencare」
自分に合った歯医者さん、特に矯正となると、どこを選べばいいか迷いますよね。
そんな時におすすめなのが、以前の記事でも紹介した「Opencare」というサイトです。
Opencareは、お住まいのエリアや希望の条件(女性の先生がいい、日本語が通じる、など)を入力するだけで、自分にぴったりの歯医者さんを推薦してくれます。
実際に治療を受けた人のレビューも豊富なので、安心して選ぶことができます。
さらに、下のリンクから予約して受診すると、最大$125のVisaギフトカードがもらえる嬉しい特典も!
どうせ歯医者に行くなら、少しでもお得な方がいいですよね。
>>Opencareで自分に合った歯医者を探して最大$125のギフトカードをゲットする
※ギフトカードをもらうには、受診後にOpencareへの申請が必要です。直接サイトに行くと特典が受けられないので、ご注意ください!
まとめ:諦める前に、まずは情報収集から!
カナダでの歯列矯正は決して安くはありませんが、民間の保険や政府の新しいプランを賢く利用することで、負担を大きく減らすことが可能です。
- まずは自分の保険内容を確認、またはCDCPの対象かチェック
- Opencareで評判の良い歯医者さんを探し、相談してみる
- いくつかのクリニックで相談し、見積もりをもらう
「高いから…」と諦めてしまう前に、まずは一歩踏み出して、情報収集から始めてみませんか?

この記事が、あなたの長年の悩みを解決するきっかけになれば嬉しいです。
Ruby Park
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