こんにちは、Ruby Parkです!
「今年こそ英語を話せるようになりたい!」と意気込んで勉強を始めたものの、三日坊主で終わってしまった…そんな経験、ありませんか?
英語学習は、多くの人にとって「続けること」自体が一番のハードルです。
私自身、カナダに移住して10年以上経ちますが、今でも英語力の維持・向上のために日々勉強しています。

なぜ私は10年間も英語学習を続けられたのか?それは、根性や意志の力だけではありません。
実は、科学的な根拠に基づいた「モチベーション維持のコツ」を無意識のうちに実践していたからなんです。
そこで今回は、私自身の経験と、脳科学や心理学の知見を組み合わせた「英語学習のモチベーションを科学的に維持する方法」を余すところなくお伝えします!
目次
なぜやる気は消える?モチベーションの科学
そもそも、なぜ私たちの「やる気」はあんなに簡単に消えてしまうのでしょうか。
第二言語習得の研究では、モチベーションに大きく関わる要素として、以下の3つが挙げられています(自己決定理論)。
- 自律性 (Autonomy):「自分で選んでやっている」という感覚
- 有能感 (Competence):「やればできる」「成長している」という感覚
- 関係性 (Relatedness):「他者と交流し、認め合いたい」という感覚
これらの欲求が満たされないと、私たちのやる気=モチベーションはどんどん下がってしまいます。
「やらされている感」が強かったり、「成長が感じられない」状態が続いたりすると、挫折しやすくなるのはこのためです。
つまり、これら3つの欲求を満たすように学習環境をデザインすれば、やる気は自然と維持されるのです。

私が10年続けた、科学的モチベーション維持術5選
では、具体的にどうすれば良いのでしょうか?
私が実際に10年間続けてきた、科学的にも理にかなった5つの方法をご紹介します。
1. 小さな「できた!」で脳を喜ばせる(有能感)
脳は、目標を達成するとドーパミンという快感物質を放出します。
これが「またやりたい!」という意欲に繋がるのです。
「英語がペラペラになる」という壮大な目標だけでは、日々の進捗が感じにくく、脳へのご褒美(ドーパミン)が得られません。
そこで私は、「今日は単語を5個覚える」「通勤中に5分だけ英語ニュースを聞く」 といった、絶対に達成できるレベルの「スモールゴール」を設定しています。
この小さな「できた!」の積み重ねが、「自分は成長している」という有能感を満たし、明日への活力になるのです。
2. 「やる気」に頼らない「仕組み」を作る(自律性)
やる気は天気のように移ろいやすいもの。それに頼っていては、学習は続きません。
大切なのは、やる気の有無に関わらず行動できる「仕組み」を作ることです。
習慣化の科学では、「きっかけ(トリガー)→ 行動 → 報酬」のループが重要とされています。
私の場合は、「朝コーヒーを淹れたら(きっかけ)→ 参考書を1ページだけ音読する(行動)→ 読み終えた達成感(報酬)」 というサイクルを意識的に作りました。
ポイントは、行動のハードルを極限まで下げること。
「1ページだけ」なら、疲れている日でも「まあ、やるか」と思えますよね。
これが「自分で選んでやっている」という自律性にも繋がります。
3. 「できたこと」を記録して見える化する(有能感)
学習の成果は、すぐには現れません。だからこそ、日々の頑張りを記録し、可視化することが重要です。
私は学習管理アプリを使って、「今日何分勉強したか」「どの教材をどこまで進めたか」を記録しています。
記録が溜まっていくのを見ると、「こんなに続けてきたんだ!」と客観的に自分の努力を認められます。
これが「自分はできる」という有能感をさらに高めてくれる、強力な武器になるんです。
4. 仲間と繋がり、良い意味で強制力を持たせる(関係性)
一人での学習は、どうしても孤独を感じがちです。
そこでおすすめなのが、SNSやオンラインコミュニティで英語学習仲間を見つけること。
「今日はこんな勉強をしました!」と発信すると、仲間から「いいね!」がもらえたり、「私も頑張ります!」とコメントが来たりします。
これが「他者と認め合いたい」という関係性の欲求を満たしてくれます。
また、「サボっていると思われたくない」という良い意味での強制力が働き、学習を続ける強力な動機にもなります。
さらに一歩進んで、ネイティブキャンプのようなオンライン英会話サービスを使って、ネイティブスピーカーと話す機会を定期的に作るのもおすすめです。
実際に話す相手がいると、学習の目的がより明確になりますよ。
5. 「自分が本当に楽しい」と思える教材を選ぶ(自律性)
結局のところ、学習が続かない一番の原因は「つまらないから」です。
義務感で興味のないニュース記事を読んだり、難しすぎる文法書とにらめっこしたり…
それでは「やらされている感」が強まり、自律性が損なわれるだけ。
私は、自分が本当に「楽しい!」と思えることを英語学習に取り入れています。
例えば、
- 好きな海外ドラマを英語字幕で見る
- 好きな洋楽の歌詞を和訳してみる
- 趣味に関する海外のYouTubeチャンネルを見る
など、教材は教科書だけではありません。
「自分が選んだ、楽しい学び方」をすることが、結果的に最も長続きする秘訣です。
まとめ:モチベーションは「技術」でコントロールできる!
今回は、英語学習のモチベーションを維持するための科学的な方法を5つご紹介しました。
- 小さな「できた!」で脳を喜ばせる
- 「やる気」に頼らない「仕組み」を作る
- 「できたこと」を記録して見える化する
- 仲間と繋がり、良い意味で強制力を持たせる
- 「自分が本当に楽しい」と思える教材を選ぶ
モチベーションは、気合や根性でどうにかなるものではなく、環境や仕組みをデザインする「技術」でコントロールできるものです。
この記事で紹介した方法の中から、一つでも「これならできそう!」と思えるものがあれば、ぜひ今日から試してみてください。
あなたの英語学習が、今度こそ「続く」ものになることを心から応援しています!
番外編:学習を加速させるおすすめ本&サービス
最後に、あなたの英語学習をさらに加速させる、私のおすすめ書籍とサービスを少しだけご紹介します。
おすすめの英語学習本はこちら
- 中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。(Amazon)
英語学習に再挑戦するなら、まずはこの一冊から。中学レベルの文法を、イラスト付きで本当に分かりやすく解説してくれます。基礎固めに最適です。 - どんどん話すための瞬間英作文トレーニング(Amazon)
頭では分かっていても口から英語が出てこない…という悩みを解決してくれます。簡単な文章を素早く作る練習で、スピーキングの瞬発力を鍛えましょう。 - 英単語の語源図鑑(Amazon)
丸暗記が苦手な方におすすめ。パーツ(語源)の意味を理解すると、知らない単語でも意味を推測できるようになります。イラストが豊富で、眺めているだけでも楽しい一冊。 - TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ(Amazon)
TOEICスコアアップを目指すなら必携の単語帳。実際に出る単語だけが凝縮されているので、効率的に学習できます。フレーズで覚えるから、実践でも使いやすいのがポイント。 - 難しいことはわかりませんが、英語が話せる方法を教えてください!(Amazon)
「何から始めたらいいか分からない」という方のための、最初の一歩にぴったりの本。対話形式でサクサク読めて、英語学習の全体像が掴めます。
おすすめの英語学習サービスはこちら
- ネイティブキャンプ(公式サイト)
この記事で紹介した「やる気に頼らない仕組み作り」を、テクノロジーで強力にサポートしてくれるのがこのサービスです。最大の特徴は、なんと言っても予約不要で「今すぐレッスン」が回数無制限で受けられること。「まとまった時間が取れない…」「レッスンを予約するのが面倒…」といった、学習を中断させる原因を根本から解決してくれます。「5分だけ時間ができたから話す」という行動を繰り返すことで、小さな成功体験(有能感)をどんどん積み重ねられますよ。とにかくたくさん話す練習をしたい方、忙しい中でも英語に触れる時間を確保したい方に、特におすすめです。7日間の無料体験で、この圧倒的な手軽さをぜひ体感してみてください。
それでは、また!
Ruby Park
コメントを残す