こんにちは、Ruby Parkです!
トロントの家賃、本当に高いですよね…
特に一人暮らし向けのコンドミニアム(アパート)は、中心部だと月々2,500ドルを超えることも珍しくありません。


そんなふうに考えている学生さんやワーキングホリデーの方、そして社会人にも広く利用されているのが「シェアハウス(ルームシェア)」です。
しかし、需要の高さからトラブルや詐欺が起きやすいのも事実。
そこで今回は、家賃が高騰するトロントで、自分に合った安全なシェアハウスを賢く見つけるための方法と、契約前に必ず確認したい「内見時のチェックリスト」を、最新情報を交えながら徹底解説します!
目次
なぜシェアハウスが人気なの?
まず、トロントでシェアハウスが選ばれる理由を整理してみましょう。
- 家賃を節約できる: 一番のメリットは、やはり経済的な負担を減らせること。一人暮らしに比べて、家賃や光熱費、インターネット代などを大幅に節約できます。
- 家具付きの物件が多い: シェアハウスの多くは家具や家電が揃っているため、初期費用を抑えてすぐに新生活を始められます。
- 友達ができて心強い: 新しい街で、家に帰れば誰かがいるというのは心強いもの。ルームメイトから地域の情報を得られたり、時には一緒に食事をしたりと、孤独を感じにくいです。
トロントのシェアハウス探し、どこで探すのが正解?
シェアハウス探しに役立つサイトやサービスはたくさんあります。それぞれ特徴があるので、自分に合ったものを選びましょう。
- Kijiji (キジジ) – https://www.kijiji.ca/
カナダで最も有名なクラシファイドサイト。物件数が非常に多く、毎日新しい情報が更新されます。情報量が多い分、詐欺も紛れ込んでいる可能性があるので注意が必要です。 - Facebook Marketplace – https://www.facebook.com/marketplace/
こちらも物件数が豊富。Facebookのプロフィールを通じて貸主やルームメイトの雰囲気が少しわかるのがメリットです。専用のグループ(例: Toronto Home Zone)も活発です。 - ルームメイト探し専用サイト
最近人気が高まっているのが、ルームメイト探しに特化したプラットフォームです。- Roomies.ca: https://www.roomies.ca/ – プロフィールを作成し、希望に合ったルームメイトや部屋を探せます。
- Roomster / iROOMit: https://www.roomster.com/ / https://www.iroomit.com/ – こちらも世界的に利用者が多いルームメイト探しのためのサービスです。
- Diggz: https://www.diggz.co/ – ライフスタイルや好みに基づいて相性の良いルームメイトをマッチングしてくれます。
- Co-living (コ・リビング)
プライベートな寝室と、充実した共用スペース(キッチン、ラウンジなど)がセットになった新しい住居形態です。- LiwinCo / Pearson Housing: https://www.liwinco.com/ / https://www.pearsonhousing.com/ – 家具、光熱費、Wi-Fiなどがすべて家賃に含まれていることが多く、手軽に入居できるのが魅力です。
- 日本人向け掲示板
日本語で安心してやり取りしたい場合は、日本人向けのコミュニティサイトが便利です。貸主も日本人であることが多いので、細かいニュアンスや質問がしやすいのがメリットです。- e-Maple: https://www.e-maple.net/ – カナダ在住の日本人なら誰もが知る老舗サイト。物件情報も豊富です。
- Jpcanada: https://www.jpcanada.com/ – バンクーバーの情報が中心ですが、トロントの物件も掲載されている人気の掲示板です。
- SNSの活用
Facebook以外にも、InstagramやX (旧Twitter) などで情報を探す人も増えています。ハッシュタグ(例:#トロントシェアハウス
#トロントルームメイト募集
)で検索すると、個人の投稿や不動産関係者が発信する情報が見つかることがあります。ただし、個人間のやり取りはトラブルに発展しやすいため、相手のプロフィールをよく確認するなど、より一層の注意が必要です。
【最重要】詐欺やトラブルを避けるための注意点
楽しいシェアハウス生活を送るために、以下の点には細心の注意を払いましょう。
- 「おいしすぎる話」は疑う: 相場より著しく家賃が安い物件は、詐欺の可能性が高いです。
- 内見せずに契約しない: 写真や動画だけで判断するのは危険です。必ず実際に部屋を訪れ、自分の目で確認しましょう。もしカナダ国外から探している場合は、信頼できる友人に代理で見てもらうか、ライブのビデオ通話で隅々まで見せてもらうよう依頼してください。
- 送金や個人情報の提供は慎重に: 契約書を交わす前に、デポジット(保証金)の支払いを要求されたり、詳細な個人情報(SINナンバーなど)を求められたりした場合は、詐欺を疑いましょう。特に「部屋を確保するために、まずはお金を振り込んで」という手口は典型的です。
- 契約書(Lease Agreement)を必ず交わす: 口約束だけでなく、家賃、支払い日、含まれるもの(光熱費など)、ハウスルール、退去時のルールなどが明記された書面を必ず取り交わしましょう。

日本にいながら探したい場合はどうする?
渡航前に家を決めておきたい、という気持ちはよくわかります。
しかし、詐欺のリスクなどを考えると、日本からの直接契約はあまりおすすめできません。
最も安全で確実な方法は、最初の2週間〜1ヶ月はゲストハウスやAirbnbなどで短期滞在の場所を確保し、その間に腰を据えて長期的な家を探すことです。
実際に街の雰囲気を肌で感じながら、自分の足で内見して回るのが、良い物件に出会う一番の近道です。
どうしても渡航前に決めたい場合は、「オンライン内見」という手段もあります。
ただし、その場合は以下の点に注意してください。
- ライブのビデオ通話をお願いする: 録画された動画ではなく、必ずリアルタイムで中継してもらいましょう。
- 細部まで確認する: 窓の外の景色、水道の水が出るか、クローゼットの中など、細かい部分も見せてもらうようお願いして、本当にその場から中継しているか確認しましょう。
- 送金は慎重に: 契約書をしっかり確認し、内容に納得するまで安易に送金しないようにしましょう。
- 代理人を探す: もしトロントに信頼できる知人がいれば、代わりに内見に行ってもらうのが最も安全です。

後悔しないための「内見時チェックリスト」
内見は、物件とルームメイト、そして大家さんを見極める絶好の機会です。
以下のリストを参考に、隅々までチェックしましょう!
建物・共用部
- [ ] 建物の古さ、清潔感
- [ ] 入り口のセキュリティ(鍵、オートロックなど)
- [ ] 郵便受けの場所と状態
- [ ] ランドリー(洗濯機・乾燥機)の場所、利用料金、利用可能な時間帯
部屋
- [ ] 部屋の広さと日当たり(窓の向き)
- [ ] 収納スペース(クローゼット)の大きさ
- [ ] 冷暖房の吹き出し口の有無と状態
- [ ] 鍵の有無(プライバシーを守れるか)
- [ ] コンセントの数と位置
キッチン・バスルーム(共用)
- [ ] 清潔感、整理整頓されているか
- [ ] 何人でシェアするのか
- [ ] 冷蔵庫や棚に自分用のスペースは確保できるか
- [ ] シャワーの水圧
ルームメイト・大家さん
- [ ] ルームメイトはどんな人たちか(学生、社会人など)
- [ ] ハウスルール(友人の宿泊、パーティー、掃除の分担など)
- [ ] 大家さんは近くに住んでいるか、連絡は取りやすいか
契約関連
- [ ] 家賃に含まれるもの(水道光熱費、Wi-Fiなど)
- [ ] 家賃の支払い方法(現金、E-transferなど)
- [ ] 契約期間(1年契約、マンスリーなど)
- [ ] デポジットの金額(オンタリオ州では、通常「最初と最後の月の家賃」が一般的)
まとめ:ポイントを押さえて慎重にチェックするのがおすすめ!
トロントでのシェアハウス探しは、時間と労力がかかり、時にはストレスを感じるかもしれません。
しかし、事前にしっかりと情報収集し、ポイントを押さえて行動すれば、安全で快適な住まいを見つけることは十分に可能です。
特に内見は、あなたの新生活を左右する重要なステップです。

この記事が、あなたのトロントでの素敵な新生活の第一歩となれば嬉しいです。
Ruby Park
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