一時保育とは、保護者の短時間就労、職業訓練及び就学や冠婚葬祭、また出産や育児疲れのリフレッシュなどのために一時的に保育所などの施設に子供を預かってもらう制度です。
市町村によって多少利用するための条件や金額などは異なりますが、私が一時帰国していた時に利用していた時は週に3日、1ヶ月あたり12日まで利用することができました。
フルタイムで働いている人は当然ながら育児休暇が終わると仕事復帰しなくてはならないので、デイケア (日本でいう保育園のことです) に子供を預けると思いますが、専業主婦の人は四六時中子供と一緒、という人も多いのではないでしょうか?
私も出産前に退職をして現在は専業主婦の身なので、例に漏れず朝から晩まで2人の子供と一緒の生活をしていますが、ずっと子供と過ごしていると自分の時間などないのでストレスが溜まることも。
そこで思い切って日本に一時帰国した時には一時保育の制度を利用し、現在はカナダのデイケアにパートタイムで預けることにしました。
働いてもないのに自分のリフレッシュのためにお金を使って子供を預けるなんて…と思っているそこのお母さん、リフレッシュ目的で預けたっていいんですよ!
実際に日本とカナダ、両方の国にてリフレッシュ目的で一時保育を利用した感想をまとめてみました。
日本の場合:利用条件にリフレッシュ目的OKと明記してある
日本の場合は特に、「リフレッシュ目的で子供を預けるなんて自分勝手だ、子供が可哀想」という風潮があるように感じます。
でも市町村によって多少違いはあるものの、「保護者の育児疲れ解消のため、一時的に保育が必要となる場合」との利用目的が明記されているところは多いようです。
対象者は市に住民登録があることなので、私が日本で一時保育を利用する際は住民票を戻しました。
保育園で利用登録する際に、一時保育を利用する理由を聞かれましたが、リフレッシュ目的 (私の場合、2人目が生まれて上の子の面倒を見るのが大変という理由) でも何か言われることはもちろんありませんでした。
カナダの場合:もっと気軽に預けてる人はたくさんいるよ
カナダの場合はもっと個人的な理由でデイケア (保育園) やベビーシッターに子供を預ける人は多いです。
例えば、たまには夫婦2人だけでデートしたいから、友達とお出かけするからなど、そういった理由でも一時保育のような制度を利用する人もいます。
カナダは共働きの家庭が多いためかベビーシッターという職業の人もたくさんいて、子供を一時預かりしてもらう場合はデイケアよりもベビーシッターを利用することのほうが多いようです。
日本でもキッズラインのような短時間から預けられるベビーシッターのサービスがあるので、そういったサービスを利用するのもいいかもしれません。
カナダのお母さんたちは積極的に自分のリフレッシュのための時間を取っている印象がありますが、そのことで周りの人から何か言われたりすることはほぼ皆無ですし、逆に友達にも「預かってあげるから夫婦でデートでもしてきたら?」と言われるくらいです。
実際に利用してみた感想(日本編)
日本に一時帰国した時に住民票を戻し、3ヶ月間ほど実家の近くの保育園で一時保育を利用していました。
私が住んでいる市では空きがあればすぐにでも入れたので、利用登録してさっそく慣らし保育からスタートしました。
当時娘は2歳3ヶ月でしたが、半日の慣らし保育もまったく泣くことなく難なくクリア!
3日間ほど慣らし保育をしたのち、1日保育 (朝8:30〜夕方16:30まで)をスタートしたのですが、2週間ほど経ってから何かに気づいたのか、午前中のうちに大泣きするようになってしまい、ランチ前に保育園から呼び出されてしまいました…
そこでまた半日保育で2週間ほど様子を見て、保育園に行くことにやっと慣れてくれて1日保育も楽しく過ごしてくれるように。
2歳前半だったのもあり1歳児クラスに入ったので、一部の子供たちしかトイトレなどはしていなかったようですが、保育園に通うようになってから出来ることや言葉の発達が著しかったです。
やっぱり同じくらいの子供たちと1日を一緒に過ごすことで、刺激を受けてぐんぐん成長したような気がします。
ちなみに保育園のスケジュールは、
- 8:30頃 登園
- 10:00 外遊び (雨の日は工作などをして中遊び)
- 11:00 ランチ
- 12:00 お昼寝
- 14:30 おやつ (その後、本の読み聞かせやダンスなどの中遊び)
- 16:30頃 お迎え
というような感じでした。一時保育でもフルタイムで預けている子供たちのクラスに入るので、送り迎えをするときにいつも会う同じクラスのお父さんやお母さんにも娘のことを覚えてもらえて嬉しかったですね。
現在進行形で利用している感想(カナダ編)
現在は娘をパートタイムのデイケアに週1日だけ預けています。(息子は預けられないのでその日もずっと一緒にいますが)
デイケアによってはパートタイムは週2日から、というところも多く、パートタイムといえども金額は日本の数倍はするので、気軽に預けるという感じではないかもしれません。
ただ、デイケアに預けることによって母親のリフレッシュになるのはもちろんですが、娘も同じくらいの子供たちと1日中一緒に過ごせるのが楽しいようで、迎えに行くと「今日は◯◯ちゃんとお人形で遊んだよ」など嬉しそうに報告してくれます。
日本の保育園に預けていた時と同じように、親と離れて過ごすことでまた一段と成長をしてくれているなと感じます。
娘は時期に幼稚園に入園するので、今からプレのような感じで「集団生活を経験」をさせるのもいいなと思っています。
ちなみにカナダのデイケアも日本の保育園とほぼほぼ同じスケジュールですが、年齢が上がったのでお昼寝時間は短くなって、その分遊ぶ時間が長くなりました。
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専業主婦のママが大変なのは、乳幼児を見ながら掃除や料理、洗濯などの家事をこなさなくてはいけないことで、少し目を離した隙に怪我をしたりしてしまうのが乳幼児なので、日々気を張っているのでかなり精神的に消耗してしまうんですよね…
そんな中、少しでもやらなくていい家事があれば本当に助かるし、その分子供との時間も作ることが出来るので精神的な余裕ができてストレスや疲れも軽減されるはず。
個人的には一時保育とともに、家事の中でも特に料理代行をお願いしたいですね…1歳になる息子がキッチンでまとわりついたり、色々とイタズラをするようになってきたので。
会員登録は無料なので、とりあえず登録だけしておいて、必要性を感じたらすぐに利用できる状態にしておくのがいいのかなと思います。子供を他人に預けることに心理的な壁を感じる人にも、これなら初めてみて損はないですしね。
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まとめ:もっと自分のために一時保育を利用してみましょう!
ママのリフレッシュのためにどんどん一時保育を利用してみましょう!それでママが笑顔でいられるならいいじゃないですか。
私も最初にいざ一時保育を利用するときは娘と離れることが寂しかったですが…預けてみるとやっぱり気分転換になりましたし、娘との時間ももっと大切に過ごせるようになりました。
ママが息抜きする方法はいろいろあると思いますが、普段ママが日々こなしているタスクを誰かに任せることが一番の息抜きになるんじゃないかなと思います。
一時保育に家事代行サービス…これらを利用するのに金銭的な問題もあるかもしれませんが、出来る範囲で始めてみませんか?
それで1人でも多くのママがリフレッシュできて、笑顔になれるといいな〜と思います。
Ruby Park
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