こんにちは、Ruby Parkです!
カナダ・オンタリオ州もロックダウンから3ヶ月が経過して、すっかり夏になりました。暖かくなって外で過ごしやすくなったので、たくさんの人々が公園などでくつろぐ様子もよく見られるようになりました。
自粛生活が長引くにつれて色々と生活スタイルだったり考え方などが変化してきて、ここ最近のトロントの様子だったり今考えていることや将来のことについての考えなどを忘備録のような形でシェアしたいと思います。
トロントの現在の状況は?
ここトロントのあるオンタリオ州の緊急事態宣言もまだまだ続いていますが (正確にいうとどんどん延長しています)、夏になって外出しやすい良い気候になったというのと、コロナに慣れた (?) というのもあって街中にはたくさんの人が出ているように感じます。
人によってはまだまだ意識が低いというか、マスクもせずにショッピングに来ている人もいたりしますが、ただ散歩しているような人でもマスク着用している様子も見られるので、トロントの人々にとって感染予防が日常化したような気がします。
スーパーマーケットも以前のような品不足という状態はほぼなくなり、すべての商品棚が品物で埋まるようになっています。そういう状況なので買い占めや爆買いするような人もいなくなり、みんな通常通りの買い物をしているといった感じです。
3ヶ月ほどでスーパーの様子はほぼ元通りになったので焦って買い溜めする必要はないということがわかりましたが、そういった時に慌てないようにやはり日頃からの備蓄への意識は必要だなと思いました。
ただ店内が混雑しないよう入場制限は行われているので、人気のあるお店や狭い店舗だといまだに入店するまでに外に並ばないと入れません。そして店内に入る時はマスクもしくはフェイスカバーを着けていないと入店できなかったり、店員が入店時にハンドジェルを塗るように渡してくるお店も増えました。
オンタリオ州の一部地域ではロックダウンも徐々に解除されており、トロントのような大都市ではまだ閉鎖されている施設だったりイベントだったりもオープンするようになってきています。
とはいえまだまだ感染者が出ているので、まったく油断できない状況ではありますが…カナダもすでに経済的な限界が来ているので、少しずつ経済の再開をしているような感じです。
自粛生活が日常となってきた
ロックダウンが始まって1ヶ月経つか経たないかという時期は「いつになったら元の生活に戻れるんだろう」と毎日ストレスでしたが、さすがに3ヶ月も経つと自粛生活が日常化して、この時期をいかに楽しむかということにフォーカスするようになりました。
もちろん友達と会えないのは寂しいし、子供たちがお友達と遊べないのも可哀想だし、どこにも遊びに行けない、買い物も行けない、行く場所と言ったら近所の公園 (といってもまだ遊具は使えません) か散歩するくらいで、行動範囲がめちゃくちゃ狭いんですけどね。我が家は車を持っていないですし地下鉄やバスなどの公共交通機関はまだ乗りたくないので、この3ヶ月間は徒歩で行ける範囲しか移動していません。(自転車買おうか考え中…)
でもコロナの影響で夫の仕事が在宅になって家族の時間がものすごく増えましたし、私も平日昼間がワンオペだったのが同じ家の中に夫がいると思うと安心感がありますし (とはいえ日中は別室に籠もって仕事していますが)、こういう生活も悪くないかなと思っています。
そうこうしているうちに子供たちも大きくなって下の子はよくおしゃべりするようになったし、まだまだ先だと思っていた上の子のキンダー (幼稚園) 入園がもうすぐだし (行けるかどうかは別として)、今年は家庭菜園も始めたのでなんだかんだやることがたくさんあって時間が経つのがあっという間だなと感じます。
そして自粛生活の間に筋トレや早起きなどの良い習慣も身につけられたので、より自分や家族の健康についても考えるようになりました。
アフターコロナについての考え
コロナの影響で生活スタイルが変わり家族だけの時間が増えたことで、将来こうやって暮らしていきたいというようなビジョンが明確になりました。それは家族の健康や幸せを優先するとともに、地球環境への配慮や自分自身の人生も大切にするといったことです。
これは当たり前といえば当たり前のことなんですけど、より真剣に向き合って考えるようになりました。具体的にはスケジュールを詰め込まないようにして時間にゆとりのある生活を目指したり、できる限りオーガニック食品やローカルな食べ物を選ぶようにしたり、プラスチックをもらわない・買わない・使い捨てずに長く使うことでプラスチックゴミを減らすなど。
全部が全部完璧にはできないのでなるべく心がける程度ですが、そうすることで自分や家族、そして地球環境にとっても良い影響があると思います。
あとはこれから暮らしていく環境も「こうじゃないとダメ!」と決めず、その時々に合った環境にいられるように柔軟に生活していくとかですかね。すごく抽象的になってしまうんですけど、この自粛生活を通して今まで当たり前だと思っていたものがなくなってしまったのが、それがいつしか普通になって「実はこれで十分なんだな」と思えるようになったわけです。
まぁ要するに「過剰だったものを削ぎ落としていくと残るものがシンプルに自分にとって大切なもの」なんだなということに気付けました。
まとめ:将来について見つめ直すきっかけになった
なんだかまとまりのない記事になってしまいましたが、この自粛生活は今までの生活や考え方をガラッと変えたような気がします。それが良いのか悪いのかは分かりませんが、家族や自分との時間に集中できる良い機会とも考えられますよね。
トロントの夏はあっという間に終わってしまうので、今年はどこにも行けないし友達と公園で遊べないのは本当に残念ですが、まずは一刻も早くコロナが終息してみんなが安心して生活できるようになればいいなと思います。
そうなった時に自分と家族が理想の暮らし方ができるように、今から少しずつ種を蒔いていこうと思います。そして1年後、「1年前はこんなことがあったね、大変だったよね」と言える未来であればいいなと思います。
Ruby Park
コメントを残す